混合ワクチンにコロナウイルス?
犬の混合ワクチンには、【犬コロナウイルス】が含まれています。
混合6種以上のワクチンには犬コロナウイルスが含まれています。
犬コロナウイルスと新型コロナウイルスは違う?
犬コロナウイルスと新型コロナウイルスは別の感染症です。犬コロナウイルスは人へは感染しません。
犬が【犬コロナウイルス】に感染すると、下痢などの消化器系の症状があります。
新型コロナウイルスは犬も感染する?
新型コロナウイルスは人から犬・猫に感染した事例が数例報告されているそうです。
ただし、主に発症した人から人へ飛沫感染や接触感染により感染することが分かっていますが、
人から動物への感染事例はわずかな数に限られています。
※厚生労働省ホームページより
新型コロナウイルスが犬・猫から人へ感染した事例はある?
これまでのところ、ペットから人への感染した事例は報告されていないようです。
※厚生労働省ホームページより
狂犬病は日本で発生している?
狂犬病予防法が制定される1950年以前、日本国内では多くの犬が狂犬病と診断され、人も動物も発症するとほぼ100%死亡しますが、感染動物に咬まれた後にワクチンを連続して接種することにより、発症を防ぐことができるようです。日本では犬の登録や予防接種の対策のおかげで1956年を最後に発生していません。ただ、海外で犬に咬まれ帰国後、狂犬病を発症した事例があり、2006年フィリピンからの帰国者で2件、2020年フィリピンから帰国者で1件、発症した事例があります。
※厚生労働省ホームページより
狂犬病は犬以外にも感染する?
狂犬病は犬の病気と思われがちですが、他の動物にも感染します。
世界各国では狂犬病に感染する可能性があり、渡航中は以下の動物に咬まれないよう注意喚起がされています。
アジア・アフリカ:犬・猫
アメリカ・ヨーロッパ:犬・猫・キツネ・アライグマ・スカンク・コウモリ
中南米:犬・猫・コウモリ・マングース
※特にコウモリはSARSコロナウイルス、MERSコロナウイルスの宿主となっており、病原菌を保有している場合があるので、なるべく接触しないよう気を付けた方がよいでしょう。
まとめ
狂犬病接種は、義務化されており、日本では狂犬病は発生していません。
混合ワクチンで予防できる病気にはペット保険が適用されないようですので、定期的に混合ワクチンを接種した方が良いようです。
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